'S not become hate

安田くんに徐々に心を奪われた北のオタク

人の見た目と中身

ここ最近ずーーーーーーっと思ってた事があるので綴ります。

 

シンプルに安田章大さんの見た目に関しての批判?というかまあマイナスな言葉を目にする機会が最近また増えて来ていて。ジャムのプロモーションの時もそうだったんだけどその時は今考えると術後で手術痕を隠す為に被っていたのだろうなと後付けする事が出来るけど、当時はもう酷かったんですよね。

歌番組出れば披露される曲は決まって「今」だったし、安田くんは毎回ベレー帽被ってるし眼鏡だし、そろそろビジュ変えてくんない?みたいな呟きをですね、かなりの数目にしました。本当にマジで嘘偽りなく結構な数見た。推していれば必ずこの時代の自担が好きだったな〜といった気持ちが生まれるのはわかるがそれをわざわざ叩くみたいな…そういうやり方してる人がちらほら見えてて、まあ不快だったんですよね。わたしは別に安田くんがずっとベレー帽被ってようが眼鏡してようがどうでも良かったし、顔見れる事が嬉しいな〜と思うタイプのオタクだったので余計にモヤモヤしてたんですけど…。

 

時は流れこの2年の間に2人のメンバーが別の道を歩み、関ジャニ∞は5人体制となり新たな道を切り開く事になりました。その途中で明かされたのが安田くんの病気と怪我だった訳なんですけど、大変なリハビリを乗り越えてGR8ESTツアーも無事完走し、一年に2本も舞台の主演を務めるという個人的には中々ハードな2年間を送って来たと思う。その中で大きく変わったのが髪型(髪色)と耳ちぎれそうなくらい大きく拡張されたピアスの穴。これについてまた最近ちらほらとdisり…というか批判?見かけたので、雑誌で安田くんが語ったインタビューの記事を抜粋しながら心を落ち着かせようと思います。

 

そもそもアイドルなのにあの見た目大丈夫なの?とか、某CMが後輩グループに引き継がれた事により、安田くんのあの見た目じゃCMには釣り合わないよね…とか、耳拡張し過ぎじゃね?とか、メンバーにも髭剃れ!と言われ、ジャムコンの中盤くらいから陰毛ヘア(すみません)してた時並みに似てないから変えて、等の意見をよく見るんですよね、最近特に。

 

わたしさ、これはずっとずっと思ってるんですけど、安田くんが病気する前から思ってたんだけど、正直好みの雰囲気や服装とかはありますよ。それはあくまでも好みの話だからね。でも、安田くんが色々髪型や服装を楽しむのは彼の個性であり、自由であり、直すことを強制する権利がわたしたちにはあるはずなんてないんだよと、強く言いたい。安田くんがベレー帽ラッシュだった時も、まあまたか〜とは思ったけどそんな強くベレー帽無理!みたいなのはぜんっぜん無かった。それよりもエイタメ終わって俺節ら辺まで色も白くなって、ガリガリに痩せ細ってた時の方が怖くて堪らなかった。身体大丈夫なのかな?ご飯食べてるのかな?とか、そういう心配は常にあったね。後から考えるとこのエイタメ〜俺節の稽古前の間で頭の手術をしていたって事になるんですけど。

腰を骨折(当時は怪我としか言われてなかった)していてレギュラー番組を長い事お休みしていた時も怖かった。何言いたいかわかる?そこにあるはずの姿がない事が一番怖かった。それに比べたら髪型とか服装について文句というか意見言ってるのなんて可愛いもんだよなって思うけど、彼はその間いつだって孤独に1人、病や怪我と向き合っていたんだよなって思うと、尚更見た目に関して思わなくなったし、本当に生きてさえいてくれたらそれでいいとわたしは思っています。

 

personの76号のインタビューで結婚観の話が出た時に、

「結婚は、別にしたらあかんものじゃないと思うようになった。ファンの人達は応援してくれる大切な存在だけど、僕の人生の選択を喜んでくれる人たちと共に歩んで行きたい。自分がファンの人たちの思い描く存在でいる事は大事やけど、もし僕がそのアイドル像というものを崩していったとして、そんな僕も受け入れて欲しい。」

と語っていて、この後に家族が一番大事で、家族が喜ぶ事を最優先したいと語っています。これは見た目の話とは少しズレるけど、安田くんぽくていいなと思ったから記憶に強く残っている部分。アイドルという職業だけど、自分が選択する未来丸ごと受け入れてくれたら嬉しいという貪欲さなのかな。手術を受ける時も恐怖心なんか無かったって語っていたし、安田くん自身は自分の命についてさほどなんていうか…重要視していないというか、その時起きた事を受け入れて生きて来たんだろうなって思う。でも、手術が無事に成功して家族の顔や友達の顔を見た時、また友人の死に直面した時に、価値観が変わって来たと話しています。

person86号では自分を全て曝け出す事は全然怖くないし、全部出して「人と人」として向き合って行きたいとも言ってるんですけど、これも安田くんっぽくて凄くいいなって思いました。今まではしんどいとか辛いとかを出さなかった安田くんが、弱い部分も曝け出せる事で、ストレスを軽減して楽しく生きていけるようになったんだなと感じました。

 

同じくperson86号から、全てを曝け出す事で批判を恐れませんか?という問いに対して、

「批判なんてあって当たり前ですからね。賛同する人間と批判する人間がおらな時代は進んで行かへんと思うし、作品が向上せんと思う。」

とも言っています。これは舞台に対しての話に繋がってるけど、今の見た目も凄く好きで似合ってるって思う人もいれば、怖いとか変えて欲しいって思う人もいる、そういうのをわかってる上で今の自分自身を楽しんでいるのかな〜とも思います。

 

「今まで髪の毛を染めたり、奇抜な格好をしてきたけど、怒られた事がないっていうのは20年間見て来てくれた事務所が、僕のことを分かってくれていてのことやと思う。」

 

死んだ後なんて評価されたいですか?に対しては、

「見た目で判断出来ひん人間やったな、と思われたいかな。人の見た目と中身って、寄り添っていないもんだと思うし、他人のことを見た目で判断する人は嫌やから。俺自身も、奇抜な格好をしているから性格が悪い、とかではなくて、中身をちゃんと見られたいと思ってる。」

 

と語っています。安田くん本人にみんなの声はいつだって届いてるんだろうなってこれを見返しててしっくり来た。賛成も反対も、いつだってそう。100万人いれば100万人の感じ方や考え方があるようにそれを否定する事もしないし、否定されてるからといって自分を変えようとしない。しっかりとした「安田章大」という像があって、ブレない生き方がとても素敵だな〜やっぱ好きやわぁ()と、思いました。

 

わたしが最初に安田くんを好きになったのも、見た目がきっかけじゃなかったんだよな〜〜。

好きになる理由、推す理由、人それぞれ違うしそれすらも自由だとは思うけど、またいつその姿が見れなくなるかわからない。いつ何が起こるかわからない。後から後悔しない為にも全力であなたの目の前の推しを大切に守り、応援して貰えたらいいなと思います。