'S not become hate

安田くんに徐々に心を奪われた北のオタク

エイトの事。すばるくんの事。りょうちゃんの事。

 

なんかさ、なんか……最近凄く思う事があって。GR8ESTツアーを6人で始めると決断したのは紛れもない6人でさ。すばるくんが最後のライブになるからお別れライブにしたくないとか、新しい関ジャニ∞の決意とか、そういうものがその時には確かに見えたはずなんだよ。だから初日の札幌は凄く痛かったし、やっぱり寂しかった。傷だらけなのに、オタクの前ではいつだって笑顔な彼らを見るとまた泣けて、パズルのピースが一つ外れたけど、またここからバランスを整えてね…行ってくれるんだろうなーって思ってた。確かに、思ってたよ。確かにね…。

 

すばるくんが居なくなって一年、りょうちゃんが居なくなって半年。やっぱり傷は全然癒えてない。関ジャニ∞は相変わらず大好きだし、過去の映像もバンバン観るし、最新の友よだって聴く。好きな気持ちは何一つ変わっていないけれど、モヤモヤとか古傷がたまに疼く時がある。

 

責めたい訳じゃないのに、どうしたって矛先は彼らに向いてしまう。自分の人生や夢を優先した彼らを憎んでしまう瞬間がわたしにだってある。同じ人間なのにね…夢を持つ事も、希望を抱く事も、何も悪くないのにね。

 

昨年はりょうちゃんのライブにも足を運び、先月はすばるくんのライブにも足を運んで来ました。すばるくんは、すばるくんだった。また少し、小さくなった身体に似合わないパワフルな声量と、歌声と、ぽつりぽつり喋る独特の空間。この人、同じグループに居た人だっけ?ってくらい、無駄な話なんて物はあまりなくて。アーティスト渋谷すばるのライブ、そのものだった。バンドメンバーがとても良い人達でね、楽しそうに楽器を弾くんですよ。その姿になんだか感極まってしまって、何度か目頭が熱くなりました。ライブが始まるその瞬間まで、本当は行くべきじゃないんだろうな…なんてネガティブになっていたのに、やはり自分で感じる物が全てでした。

 

りょうちゃん。りょうちゃんりょうちゃん。どうしてだろう…名前を見るだけで、凄く泣けて来た。今、りょうちゃんは幸せですか?元気にしてる?…なんて、心配しなくても、多分生きてるし大丈夫か。9月末に、退所のその日に、Twitterのタイムラインに錦戸亮ちゃんお疲れ様でしたってハッシュタグと共に載せられたりょうちゃんへの感謝の言葉。わたしも綴ったけど、さ。日付けが変わった10月1日にはソロプロジェクトを始動させていたよね。なんだか…寂しかったな。誰も守ってくれる人なんて居ないのに、弱虫で寂しがりやなりょうちゃんは、それでも強く生きてるのかな。

 

りょうちゃんがたくさんくれた言葉を信じて、ずっと信じていた2019年。丁度去年の今頃だったっけ、脱退とか解散とか目を瞑りたくなるような記事が出回ってて、新曲のプロモも一切無くて、レギュラー番組とソロのお仕事以外、メンバー全員でのお仕事が無かったんだよね。それを後々、「揉めていた」とか「不仲」とか、物騒な言葉からずっと気付いてたようで知らない振りをしてて、でもやっぱり…それが正解だった。もう、何も信じられなくなった。気がしてた。あんなに楽しそうにギターかき鳴らして歌い上げてた顔とか、たくさん残してくれた言葉とか、引っ張っていくとか…そういうの全部嘘でしたか?って。虚像だった?って。思うし、腹立つし、悲しいし、泣けるし、何考えてんの?って思う。もう、裏切られるのも、傷付くのも、嫌です。大好きなメンバーが傷ついてる顔が、一番キツかった。いつも何しても笑って許してくれたメンバーを傷付けたりょうちゃんを、わたしはずっとずっと許さないと思う。あんなに悲しそうな村上くんの顔を初めて見たし、何も語らない安田くんとか、今になってりょうちゃんの名を口にするようになった横山くんとか、最後まで笑顔だったマルとか、いつまでも優しくて一番大人だった大倉くんとか。最後の最後まで何も語らずに身を引き、大変な事全てを大事なメンバーに丸投げしてったりょうちゃん。すばるくんが6人のメンバーを誰よりも信じ、愛してたように、出来たらりょうちゃんにもそんな風に思っていて欲しかった。これはわたしのエゴですが。ズレてしまった歯車を止める事は出来なかったし、多分結果的にはこの決断は間違っていなかったんだろうと思う。でも、やっぱり…りょうちゃんはかんじゃにのアイドルとしての方が自身の持ち味が活きていたように思います。

その発言と振る舞いでどれだけの人を傷付け、失望させてるかをもう少しよく考えた方がいいと思う。今まで側でフォローして庇ってくれた人が今はいないんだからね。グループを出る決断をした時に既に気付いて居たかもしれないが、自分自身ともっと向き合い、成功する事を祈っています。

 

関ジャニ∞はこれからもっと大きくなり、いつだってわたしたちに歩幅を合わせてくれてる。大変な事があった2年だったからこそ、彼らには幸せになってもらわなきゃ困る。好きでいる事が恥ずかしいだなんて一度も思った事なんてないし、もしそんな事思ってるオタクが居るのならそんなのファンじゃないでしょ。今のかんじゃにとオタクの絆の強さは紛れもない。メンバー、オタク、共に二度も裏切られ、お互いに支え合い、ゆっくり関係を築いて来た結果だと思ってる。これが関ジャニ∞の持つ雑草魂と強さなのだとわたしは思う。こんなに魅力的なグループから目が離せる訳がない。