'S not become hate

安田くんに徐々に心を奪われた北のオタク

関ジャニ∞ 村上さんと錦戸さんについて語る

関ジャニ∞を好きになって1年が経った。正直今までジャニーズのオタクをしていた時よりも濃い日々を送っているような気がする。

そもそもわたしという人間は、好きになった人や物には尋常じゃないくらい漁らないと気が済まないところがある。過去に出された作品しかりエピソードしかり、とにかくいつメンバーやファンに問われた時でも自分が答えられなかったり意味がわからなかったりするのがすごく嫌なのだ。
後は、流行りで好きになったと思われたくはないし、たしかに最近好きにはなったけれど、これくらいの愛があるんだ!っていうのが自分自身探って行くことで価値を見出しているところもある。いわば自己満です。
そんなこんなで探って行く中で最近すご〜く思うのが村上さんと錦戸さんについてである。

まず村上さんについてだけど。関ジャニ∞を好きになるかなり前からわたしは村上信五というアイドルが好きだった。好きの意味としては好感が高いという意味でなのだけれど。トークも上手で回すのがとにかく上手。大物芸能人にも怯まず自分のペースを崩さない辺りがすごく尊敬していた。
それを今こうして関ジャニ∞を好きになり、関ジャニ∞というアイドルグループとしての村上信五として改めて見たときにまた見方が変わったのである。
そもそも上記で述べていた通り、彼の物怖じしていない発言するスタイルは確かにすごく好きだった。のだが。昨年のジャムツアー札幌(札幌に参戦した)のMCにて発言された「ここからはアイドルします〜。お金払ってもらってるので(ニュアンス)」みたいな発言がすごくモヤモヤしていた。会場は笑いにつつまれていたけれど、わたしは決して笑えなかったのだ。だってバンドをしていようがアイドルはアイドルでしょ?何を言ってるんだこの人は?ってちょっとキレ気味でいた。
多分笑いを取るためであり、軽く発言した言葉だったのだろうけれど、その日のわたしはどうにも軽く流せなかったのだ。そのことがあってからというものの村上信五のことを警戒して見るようになった自分がいた。
だがその後また自分なりにメンバー個人個人のことを探っていくうちに心に残っていたあの日のモヤモヤが段々と薄れていくことになった。
1番大きかったのが最新アルバムジャムに収録されている、年上3人組(横山、渋谷、村上)で作成されたAnswerという曲。
正直ジャムコンのDVDが発売されるまでそこまで真剣に今回のユニット曲を聴きこんでいなかった。でも映像と歌詞を照らし合わせながら刷り込むように熟読した時に今までは気づくことのなかった彼らの今までの大変さを垣間見た気がした。
過去のことはどれもタイムリーで見た経験がないのでわからないが当時からのファンならば彼らの当時の痛みを痛いほど見ていただろう。
横山さん渋谷さんは今でこそあまり感じていないが、この嫌われ者の役を進んで受けているのが現在進行形で村上さんだけな印象があるのだ。
痛いくらいに自分を卑下して、関ジャニ∞というアイドルグループを持ち上げているような気がして堪らなくなった。
気づいてからというもの今までわたしが思っていた不信感をブン殴ってやりたい気になった。
村上さんにはもっとチカラを抜いてほしいな。メンバーみんなそれぞれに無理しがちなところはあると思うけれど、彼はもっともっと褒められて愛されるべきだと思う。
キャラでこそいじっていいみたいなイメージがついているのだろうけど、それは彼が身を呈して他のメンバーに降り注ぐかもしれない火の粉を一人で受けているからじゃないのか?



次に錦戸さん。彼はあれです。わたしが当時中学生の時に爆発的人気を誇っていたラストフレンズというドラマで演じていた役があまりにもハマりきっていて(当時は子供ゆえ演技力が高いから作品に飲み込まれていたなんて理解していなかったので)とにかくトラウマで仕方なかった。ドラマの中での及川宗佑が素の錦戸亮そのものだと決めつけていたのだ。
そんなイメージが一度根付いてしまったので、嫌悪がどんどんと広がり、対して知りもしない癖に高飛車だの上から目線だの偉そうだの。よく言えたものだと思う。
そんなわたしなので関ジャニ∞を好きになった時に錦戸さんを好きになることが出来るのか?どうなるのだろう?という気持ちが常にあった。
でも子供の頃のそんなあやふやなイメージだった為、バラエティ番組での彼の立ち位置やライブでの彼の立ち回りを見ただけでかなり偏見が払拭されたのである。
後々調べて発覚したことだが、錦戸さん本人もいつまでも役のイメージがついていることに対してあまり良く思っていないことを知って心底申し訳ないなと思った。
NEWSでの彼こそわたしは知らないが、関ジャニ∞での彼はとっても甘えん坊な一面があって寂しがりやでメンバー想いでとっても熱いパッションを持ち合わせていることを知った。メンバーの中で一番ギャップがあるな、と思った。
彼の音楽面での才能も本当に驚いた。この音楽面での話についてはまた今度語ろうと思うがとにかくスゴイ。
ああ、本当に音楽が好きなのだなと彼の作る曲を聴いて思った。
掛け持ちをしていた時期も過去のことなのでわたしは関ジャニ∞としての錦戸亮しか見ていないけれど、決して消えることのない軌跡だと思うし、NEWSと関ジャニ∞どちらのファンにとっても一生消えることのない忘れることのない出来事だと思う。ここについては今更わたしなんかが語る必要もないのだろうけど敢えて一言だけ言いたい。錦戸亮という1人の人間が決断した答えだから、そのことに間違いはないと思う。今更だけどね。
両者、特にNEWSを好きでいる人に対しては酷に聞こえてしまったら申し訳ないのだが、わたしは好きな人の下す答えこそが正解だと思う。
その答えについていけないのならばそれまでだし、いい分岐点なのではと思った。実際わたしもずっと好きでいたグループがあったけれど、結局今の売り出し方や活動に対して疑問を感じたから担降りという結論に至っている。
話は戻るが、当時の彼は相当悩み考えた末の結論だったのだろう。巷で囁かれていた不仲説が原因とか、他の人間が関わっているだとか、そんなことは所詮噂にしかすぎないとわたしは思っている。
昔からそうなのだけれど、本人が口にしたこと全てを信じようと思っているので、本人がそれ以上語りたくなければそれでいいと思う。もちろん気にもなるし詮索したくもなるけれど、好きな人が出した結論ならば受け入れよう。
きっと心の優しい彼のことだから、両グループの誰のことも傷つけたくなかったのではないのか。自分が口をつぐみ閉ざしてしまえば真実なんてものは時間が経てば自然と忘れ去られてしまうものだと思うし、自分自身も辛いだろうに敢えてその責任を一人で背負う道を選んだのだと思う。
ただ公にされていないだけで現メンバーである関ジャニ∞のメンバーだけにはコッソリ伝えていたのだとしたら、錦戸さんの当時の思いを全て引っくるめて互いに支えあいながら活動を続けていたらいいな。とか。
8割わたしの願望であり妄想ですけどね。

今日はこの2人について思うことがあったから綴ってみたけれど、正直自担でもないのによくもまあこんなに長々と書けたな、、、。
少しでも伝わったら嬉しいなと思うが、関ジャニ∞は本当に面白いグループだと思う。
彼らの魅力や個性が、少しずつでも認知されていったらいいのにな。
こんなにステキなグループなら、わたしももっと早くに出会っておきたかったな。