'S not become hate

安田くんに徐々に心を奪われた北のオタク

2017年の総括

2017年を振り返ってみる。何と言っても一番大きい出来事は関ジャニ∞を好きになったことだと思う。

きっかけは本当に些細なものだった。今年の抱負としてあげていた、一公演でも多く現場に出向き、いろいろなグループのコンサートと言うものを見て見たい。それがきっかけだった。
他にもたくさんの現場に参加させてもらったが、関ジャニ∞だけは違ったというか、、、深く知る前からなんとなく興味があったのだと思う。元々嵐一筋十何年のオタクをしていたわたしだったが、唯一関ジャニ∞だけはなんというか馴染みが有ったのだ。入所した時期が似ていたり仲良しエピソードに登場したり、お互いの番組で共演している回数なんかが多かったからだ。
前の記事でも同じようなことを述べたと思うけど、わたしは今年の夏コンに参戦する為に正直シングルの曲と定番曲、アルバムの曲さえ聴いておけばいいか〜くらいの軽い気持ちだった。初めは。
それがTwitterでたまたま流れて来た関ジャニ∞の関パニというバラエティがどうもかなり面白いという記事を見つけて、即某レンタル屋さんで借りて来て狂ったように見始めた訳である。
そう、彼らの親しみやすさ、深く知ろうと思ったのが曲ではなくてバラエティ番組だったのだ。
関パニを観てからというものの彼らのポテンシャルの高さはニセモノなんかじゃなかった、、、あんなテレビの番宣の一瞬で出たくらいではとても魅力が伝わりきらない、こんなにも面白い人達なのか!とワクワクするようになった。
それからというもの、最新曲から過去の曲まで音源となっているものは全て集めて聴き込んだわけである。
正直、わたしはこう見えて非常に飽きやすい性格のため、好きになったグループの過去の曲とかはあんまり聴かない派の人間だった。なんていうんだろう、どうしてもデビューしたての頃と何十年経ってからでは音楽性の違いが感じられるんだよな。人によってはそれを成長と呼ぶ人もいるだろうし、つまらなかった、昔の方が好きだった、そんな風に感じる人もいるかもしれない。
グループによっては昔のままではいけない、同じことはしない、過去は振り返らない、そんな風に活動しているグループだってたくさんいるとは思うけれど。
決して簡単なことではないのだ。何年も変わらないメンバーで活動していくことが。世間に認められ、期待値を上げて売れるということが。本人たちの意向が活かされないこともたくさんあるだろう。全ては数字で決まっているんだろうし。
それでもわたしは好きな人たちには少なくとも自分が好きだった時代をずっと生きていてほしいのだ。
無理に背伸びして、早足でも追いつけないほど遠くには行って欲しくないのだ。
ただ、関ジャニ∞の楽曲を聴いた時に思ったのだ。
わたしが長年抱えていたモヤモヤする部分やさみしいなと思っているような気持ちを吹き飛ばしてしまうくらい。それくらい彼らの作る音楽にはチカラが込められていたように思う。
正直バンド編成で音楽番組に出ている時なんかはアイドルが手を出した中途半端なバンドスタイルとしか思わなかったんだよな。なぜか。
それが各々あんなにもスキルを身につけ、技術を身につけ、観客を、ファンを、魅了するような音楽を作っていた。そのことに深く感動し、心を奪われてしまったのだ。
わたしは昔からアイドルの歌う曲が好きだったけれど、アイドルだから歌が下手でも許されるとか、アイドルだから顔が良ければオッケーみたいな概念を持ち合わせていなくて、どうしても欲張りになっていた。アイドルだけど、完璧な歌とダンスが見たい。歌を聴いて歓声をあげたい。アイドルの曲ってどことなくトンチキみたいなわけのわからない、一見聴くとうわっダサ!みたいな曲も多い印象があるけど、アイドルが歌うと不思議とめちゃくちゃキラキラして聴こえるんだよ。多分それは、歌唱力や気持ちが伴っていないと難しいことだと思うんだよな。

少し話が逸れた。とにかくわたしは彼らの音楽に対する姿勢そのものにどハマりしたのである。
人数が多くて、色んなバリエーションの声の高さや声質があるからかもしれないし、単純に本人たちがやりたくてそうしてるのかもしれないし詳しくはわからないけれど、本人たち自らコーラスを歌っているのを知った時は本当に衝撃的だった。
えっ、こんなに歌上手いの?透き通っていて主旋律を邪魔しない音量、重ね方がすごくキレイ。何より声のバランスがすごくいい。そんな風に感動したことも何度もある。

だからこそこんなにも良い楽曲と良い声があまり知られていないんだろうな、と思うと寂しく思うこともある。
わたしみたいな関ジャニ∞は面白いアイドルくらいに思ってる人はまだ多いと思うんだけど、一度でいいから彼らの丹精の籠もった楽曲たちを聴いて見てほしいな。

そんなこんなで関ジャニ∞を好きになってからというもの、今まで辛くて仕方なかった職場でも自分の意思や意見を怯えないで伝えられるようになったし、心が強くなったような気もする。そんな精神的な面でもすごく支えられました。

今まではほぼ家と職場の往復のみだった毎日が、毎日エイトの映像や曲を聴くようになり、1日1回安田くんと呟かないと病気になるくらい末期です。

23歳になった今、このタイミングで新しく出会えたことがこんなにも自分の人生を変えてしまうとは。生活をガラリと変えてしまうとは。年初めのわたしは全く想像していなかったことでしょう。

自分の慣れた環境で毎日見慣れた中で生活することはすごく快適だけれど、視野を少し広げてみるだけでもこんなにも素敵な人たちに出会えた。自分にも自信が持てるようになった。

単純な生き方かもしれないけど、わたしにとっては大きな選択だったのかもしれない。

このグループに出会えて本当に良かった。

来年もガンガン飛ばして愛でていこうと思います!

良いお年を!